コラム

【2026年のマーケティング戦略】アルゴリズム時代に差別化する「アンチアルゴリズム」という考え方

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。
2026年も、皆さまのビジネス成長に貢献できるよう努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新しい年を迎え、今年のマーケティング方針を考え始めている企業の方も多いのではないでしょうか。市場環境が目まぐるしく変化し、SNSや広告プラットフォームのアルゴリズムはますます高度化しています。一方で、タイムライン上には「どれも似たように見える」情報があふれ、差別化の難しさが増しています。

そこで注目したいのが「アンチアルゴリズム」という考え方です。
この記事では、アルゴリズム時代に生まれる「似たもの感」の正体と、そこから抜け出すためのヒントとして「アンチアルゴリズム」がなぜ重要なのかを分かりやすく解説します。

アルゴリズムが生む「似たもの感」からどう抜け出すか

今のSNSでは、キャッチーな短尺動画、瞬間的にバズりやすい構図、テンプレ化されたコピー、反応の出やすい編集など、“正解パターン”があふれています。アルゴリズムはユーザーの好む傾向を優先的に届ける仕組みのため、どうしても似通ったコンテンツが増えていきます。もちろん、これらの最適化は重要です。
しかし、企業が長期的にブランド価値を育てるためには、次のような“すぐに数字に現れない要素”も欠かせません。

  • 自社らしさ
  • 独自の視点
  • 商品やサービスのもつ本質的な価値
  • ストーリー

目先の数字だけを追っていると、結果として「他社と同じ位置」にまとまりやすくなります。そこで役立つのが「アンチアルゴリズム的」なアプローチです。

「アンチアルゴリズム」とは、あえて“余白”をつくること

アンチアルゴリズムと言っても、「アルゴリズムを無視する」という意味ではありません。むしろ、アルゴリズムで強い部分と、あえて最適化されすぎない“余白”を共存させることが重要です。例えば、次のような工夫があります。

  • SNSであえて“語り”を増やし、ブランドの想いを丁寧に伝える
  • テンプレ編集ではなく、手触りのある写真・動画を取り入れる
  • ストーリー性を重視した記事コンテンツを発信する
  • 短期数字だけに囚われず、継続的な顧客理解を大切にする

アルゴリズムが短期的な反応を求めるほど、企業の“本来の姿”や“独自の温度”が差別化ポイントとして際立ちます。

徐々に明らかになってきたアルゴリズムの“限界”

ここ数年で、アルゴリズムは急速に進化しました。
しかし同時に、企業側もユーザー側も、以下のような「限界」を感じ始めています。

  • 情報が似通いすぎて差がつきにくい
  • “最適解コンテンツ”ばかりで新鮮さがない
  • ユーザーが「またこのパターンか」と感じてしまう
  • ブランドの魅力が伝わりにくくなる

つまり、アルゴリズム活用だけでは突破できないフェーズに入っているのです。
だからこそ2026年は、「最適化」と「非最適化」を両立できる企業が強くなる一年になるでしょう。

「物語」を持つブランドは強い

実際、多くの企業が「機能の違いだけでは覚えてもらえない」「広告だけでは信頼が育ちにくい」ことに気づき始めています。

こうした課題を補うのが物語性(ストーリー)です。
サービスの背景や開発の想い、ユーザーの声、スタッフの細かなこだわりなど、“最適化できない部分”こそブランド価値になります。これはアルゴリズム任せでは表現されません。企業自身が意識してつくり込む必要がある「長期的な資産」です。この資産が積み上がる企業ほど、アルゴリズム変動の影響を受けにくく、ファンから安定した支持を得ることができます。

アルゴリズムに頼りすぎない「顧客理解」という視点

もうひとつ重要なのが、アルゴリズムでは拾いきれない“深い顧客理解”です。

  • なぜその商品を選んだのか
  • どんな背景があるのか
  • どんな課題を抱えているのか
  • 何に価値を感じているのか

こうした情報はデータだけでは見えてきません。直接話を聞いたり、行動を観察したり、丁寧なコミュニケーションを重ねることで浮かび上がります。
アンチアルゴリズムとは、言い換えれば「数字の裏側にある顧客の物語に目を向ける姿勢」のことでもあります。

“最適化の外側”を意識する一年に

今年のマーケティングで重要になるのは、「最適化×非最適化」というバランスです。アルゴリズムの力は依然として強力で、その恩恵を受けない手はありません。しかし、その中で埋もれないためには、あえて非効率な部分を残し、企業独自の温度や物語を届けることが必要です。

2026年は、「数字を追うこと」と「ブランドを育てること」。
この2つを両立させる戦略が、これまで以上に求められる一年になるでしょう。

アンチアルゴリズムを実践するなら、伴走者が必要です

アルゴリズムと非最適化の両立には、方針設計から実行、改善までの一貫した取り組みが欠かせません。

「思うように結果が出ない」
「実行はしているが分析や改善まで手が回らない」
「そもそも何から始めればいいのか分からない」
そんなお悩みはありませんか?

アンチアルゴリズム的なアプローチは、“正解が一つ”ではありません。
だからこそ、伴走しながら支えてくれるパートナーの存在が大きな力になります。

私たちSMCマーケティングは、皆さまが抱える課題の解決を一緒に進め、自社らしさが伝わるブランド発信や、継続的なマーケティング活動の仕組みづくりをサポートします。ご相談内容に合わせて最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

新しい一年が、皆さまにとって実り多いものとなりますように。
そして、本記事が今年の戦略を考える上でのヒントになれば幸いです。

一覧へ戻る
著者

SMCマーケティング
マーケティングコンサルタント・WEB広告プランナー
板橋正人

多業種の売上向上に貢献するマーケティングコンサルタント。WEB広告プランナーも務め、BtoB・BtoC商材で売上や問い合わせ増加の実績が多数あり、課題に応えた具体的な戦略で成果を上げています。

ご依頼・ご相談365日24時間受付中 お問い合わせフォームはこちら お電話でのお問い合わせ【受付時間】平日9:00〜18:00 0572-25-8899 ご依頼・ご相談365日24時間受付中 お問い合わせフォームはこちら お電話でのお問い合わせ【受付時間】平日9:00〜18:00 0572-25-8899
無料相談はこちら